新年を無事に迎えて、いざお正月飾りを片付けようと思った時に「気をつけなければいけないことはあるのか?」「いつ片付ければいいのか?」など、困った経験はありませんか?
しめ縄、門松両方に言えることですが、神聖な領域と現世を隔てる結界の役割を果たし、年神様の居場所に不浄なものが入らないようにする意味があります。そのため、飾る場所が大事になってきます。門松は玄関に、しめ縄は、神棚か玄関の2箇所に飾るのが一般的です。しめ縄は神棚か玄関の片方だけも構いません。神棚の場合は、御札が隠れてしまわないように気をつけて飾りましょう。
また、お正月飾りには飾る期間が定められています。門松やしめ縄は「松の内」と呼ばれる期間である1月7日まで飾るのが一般的で、この期間が過ぎたら外すのがマナーです。「松の内」とは、その名の通り、松飾りを立てている期間のことです。
また、関西では小正月である1月15日、あるいは二十日正月の1月20日とされている地域もあります。住んでいる地域の風習に合わせましょう。