縁起物とされ、一年間の幸福を願うために新年に食べられるおせち料理。今回はおせち料理に使われる代表的な食材についてご紹介第三弾です。
栗きんとん
栗の甘露煮をつぶして、砂糖やはちみつなどを加えて作る縁起物子で、黄色い色合いが目を引きますね。おせち料理の栗きんとんには、勝負運や金運などの意味があります。
ちょろぎ
お正月の縁起ものとして欠かせないちょろぎ。縁起をかついで漢字では「長老喜」「長老木」などと書かれ、長寿を願う意味があるといわれます。シソ科の多年草で、根にできる巻貝のような地下茎を食べます。梅酢漬けにして赤く染め、黒豆に添えることが多いです。
酢れんこん(蓮根)
蓮根を切り干し大根のように細く切り、酢の物にしたものです。さっぱりとした酸味が特徴で、食欲をそそる一品として、おせち料理に欠かせない食材の一つです。
昆布巻き
昆布で巻いた魚肉や野菜を煮たもので、おせち料理の中でも風味豊かな一品として知られています。「よろこぶ」との語呂合わせで、昔から縁起物としておせち料理やお正月の鏡飾りとして用いられてきました。
(出典:キッコーマン)