正月に日本の玄関などに立てられる門松。
今日はこの正月飾りの歴史と一般的な構成要素について解説します。
門松の歴史
門松の歴史は、唐王朝に正月に松の枝を門に飾る風習があったそうで、平安時代(794年 – 1185年)にそれが日本に伝わったのが「門松」の起源と言われています。当時、どのような飾られ方をしていたのかはわかっていないそうです。
室町時代(1336年 – 1573年)にその風習が多くの人に広がり、その時に竹が用いられるようになったそうです。
現在の門松のように斜め切りの竹を使うようになったのは、安土桃山時代(1573年 – 1603年)とされています。
門松の構成要素
一般的な門松は、3本の竹や若松、その他の装飾(イラストでは梅)をわらで巻いて作られています。イラストのようにわらで巻くタイプの門松は関東風だそうで、関西では竹で巻くタイプが一般的だそうです。
もちろん、地域ごとにさらにいろいろな門松があるそうです。